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ソブリン・ウエルス・ファンド=SWFとは


ソブリン・ウエルス・ファンド=SWF(国富ファンド)


ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)とは、各国の政府が直接・間接に運営する、外貨準備を株式等で積極運用する国営ファンドのことをいいます。


ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)は、莫大な貯蓄や資源国の原油輸出増加を背景に生まれ、中央銀行の公式外貨準備とは別に運用されています。

運用対象も、ジャンク債、ヘッジファンドからプライベートエクイティまで、投資対象の選択が自由です。


ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)のポートフォリオについては国家機密としてベールにつつまれていますが、高利回り、高リスクの資産を取得し、それによってクレジットスプレッドが縮小、株価は押し上げらているとみられます。


モルガン・スタンレーによると、潤沢な投資資金により、SWFは今後10年間、単独で世界の債券利回りを30─40ベーシスポイント押し上げるとともに、株式のバリュエーションを5─10%上昇させる可能性がある。と延べています。

また、ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)が現時点で世界の金融資産全体の約2.5%を保有しており、今後15年間でその割合は4倍近くの9.2%に拡大するとみています。


有名なソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)は、UAE(アラブ首長国連邦・アブダビ首長国)が石油収入で運用しているADIA、ノルウェーが石油収入で運用しているGovernment Pension Fund Global、シンガポールが外貨準備の運用を目的としたGICなどがあります。

石油資源の余剰資金の運用は、将来の石油資源の枯渇に備えるための国家戦略のようです。

その他、ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)を設立する動きがあるのは、中国、ロシア、香港、オーストラリア、韓国などの国々で、今後ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)は急速に増加するものと思われます。


ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)の原資は、主に石油などの資源収入、外貨準備金となっています。

問題点としては、外国企業の株式の過半を保有しているSWFもあり、国家が私有企業を所有することで、国家間の摩擦となることがあげられます。


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