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BRICsと商品先物


システムトレード,メカニカルトレードの対象としてもよく登場するのが先物取引です。
私の場合,日本株現物のシステムトレードが基本ですが,アメリカなどでは,商品先物取引でのシステムトレードが主流だともいわれています。
先物取引について調べてみましたので,ご紹介したいと思います。

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●BRICsと商品先物

WTI,生産量は世界の2%にも満たないのですが,その取引量は世界の原油の大多数を占めます。

これ以外にもドバイ原油など,原油に関する指標は他にもあるのですが,全ての指標がこのWTIに強く影響されます。

そのため,このWTIがさも世界の原油価格のように取り扱われているのです。

世界の2%に満たない原油の先物価格が世界の原油価格を決めているのですから,市場経済の面白いところです。
ところで,WTIがこれだけ暴騰と言っても良いほどまで上昇するのでしょうか。

世界はそんなに原油不足なのでしょうか。

実はそうでもないのです。主要産油国が現在生産している原油の量というのは世界の消費量を充分まかなっているのです。それなのに何故こんなに上昇しているのでしょう?

その答えは世界的なカネ余りにあります。

現在世界には投資マネーがだぶついており,少しでも有利な投資先を探している状態です。

日本国内を見てもそうですが,ゼロ金利政策が続いて久しく銀行に預金していても金利なんてほとんど付きません。

それならばもっと利息が高いところに預けたいと願うのは誰でも同じです。今,全世界ではそれが起きているのです。

行き場を失った投資マネーが目を付けたのは原油や金属,そして商品の先物です。これには思惑がありまして,BRICsと呼ばれる経済成長中の国々(ブラジル,ロシア,インド,中国)では経済成長にともなってあらゆる商品の需要が高まると考えられています。

その思惑が思惑を呼び,その商品を今の安いうちに買える権利を買っておいて,将来もっと高く売買されている時に儲けようというわけです。そのためにこれらの商品先物に買いが殺到しているわけです。


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