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商品先物取引と穀物
システムトレード,メカニカルトレードの対象としてもよく登場するのが先物取引です。
私の場合,日本株現物のシステムトレードが基本ですが,アメリカなどでは,商品先物取引でのシステムトレードが主流だともいわれています。
先物取引について調べてみましたので,ご紹介したいと思います。
●商品先物取引と穀物
まずは商品先物の代表格である穀物類の先物取引についてお話しましょう。
これは別の項でお話した米相場と全く同じ考え方で,人間の食生活に欠かせない穀物類の取引に関して,未来の売買を現在行うものです。
米相場の考え方と同じで,これも穀物類の仕入れ価格を早い時期に確定させるためです。
これは商品先物相場で小豆の先物が急騰して,それによって財産を築いた人が数多く居たからです。
ちなみに,先物取引の発祥は,日本の大阪だといわれています。
江戸時代,大阪の堂島で米相場の先物取引が行われていたのが,一番古い先物取引だそうです。
日本経済も捨てたもんじゃないですね。
当時ほど派手な値動きはありませんが,ここ数年は商品先物が活況を呈しています。
というのも,世界的な需要増によってあらゆる商品の価格が上昇しているからです。
これまでは商品先物のお話をしてもその先物相場に関わっている人だけの問題だと思われていた方も多いかも知れませんが,ここから先は私たちの生活に密接に関わりがあります。
どんな関わりがあるのかと言いますと,商品先物相場が上昇すると,自ずと材料費の価格が上昇するため私たちが普段食べているものの価格に転嫁されてしまいます。
つい最近のことですが,即席ラーメン各社が一斉に値上げに踏み切ったのをご存知でしょうか。
これはラーメンの材料である小麦粉の価格が上昇しているからです。現物の小麦粉価格が上昇してくると,当然ながら将来にわたってなるべく安い価格で小麦粉を仕入れたいですから小麦粉の先物価格が上昇します。
なぜ小麦粉の価格が上昇しているのかと言いますと,これはガソリン価格の上昇が関係しています。
原油先物価格が急騰していることからガソリンに代わる燃料の開発が急ピッチで進められています。
その最有力とされるのがバイオガソリンと呼ばれる燃料です。これは小麦やとうもろこしなどの穀類から生産するため,これまで食用に回っていた穀類の一部が燃料用に回ってしまったのです。そのために穀類が不足するという思惑が全世界に広がり,先物価格が上昇しているのです。
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