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原油先物
システムトレード,メカニカルトレードの対象としてもよく登場するのが先物取引です。
私の場合,日本株現物のシステムトレードが基本ですが,アメリカなどでは,商品先物取引でのシステムトレードが主流だともいわれています。
先物取引について調べてみましたので,ご紹介したいと思います。
●原油先物
商品先物取引に関して,最も一般のニュースでもよく登場するのが原油先物です。
連日の最高値更新というニュースにより,原油高がすっかり定着してしまった感があります。
よく誤解されるのですが,ここでニュースに登場するのは原油の先物であって,現物ではありません。
原油の現物価格が高騰しているため,我先に原油を将来少しでも安く買いたいという思惑があることから原油先物に買いが殺到しているのです。
ところで,ここで原油先物について知っておいて頂きたいことがあります。
よくニュースや新聞をご覧になっている方なら見覚えがあるかも知れませんが,【WTI】という指数があります。
これはウエスト・テキサス・インターミディエイト(West Texas Intermediate)という言葉の略で,アメリカのテキサス州で生産される原油の先物のことです。
テキサス州で生産される原油は世界の生産量の約1〜2%しかありません。
たったこれだけの生産量しかない原油の先物がなぜこれほどニュースを騒がせているのでしょうか?
このWTI,生産量は世界の2%にも満たないのですが,その取引量は世界の原油の大多数を占めます。
これ以外にもドバイ原油など,原油に関する指標は他にもあるのですが,全ての指標がこのWTIに強く影響されます。
そのため,このWTIがさも世界の原油価格のように取り扱われているのです。
世界の2%に満たない原油の先物価格が世界の原油価格を決めているのですから,市場経済の面白いところです。
ちなみに,先物取引の発祥は,日本の大阪だといわれています。
日本経済も捨てたもんじゃないですね。
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