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先物取引と追証


システムトレード,メカニカルトレードの対象としてもよく登場するのが先物取引です。
私の場合,日本株現物のシステムトレードが基本ですが,アメリカなどでは,商品先物取引でのシステムトレードが主流だともいわれています。
先物取引について調べてみましたので,ご紹介したいと思います。

●先物取引と追証

ある人が3千万円のマンションを購入しようと考えたとします。

直ちに全額を支払えないので頭金を1割である300万円支払って,残りを住宅ローンにしたとします。

さて,そのマンションに手付金として300万円を支払った段階で,不動産価格が上昇したとします。

別にそのマンションでないとダメというこだわりがあるわけでもないので,価格が上昇したのなら売ることにして,そのマンションは3500万円で売れました。

まだ手付金しか支払っていないので300万円の投資で3500万円と3000万円の差額である500万円を手にしたのです。

本来の現物取引なら3500万円全額を用意しないとこの取引は成立しませんが,手付金だけで取引が成立しました。

これが先物取引の証拠金と同じ意味を持ちます。

買い付け代金の一部を支払うことで取引を成立させ,決済した時にその差額で処理をすることにより,その商品先物を買い付ける代金の全額を用意しなくても良いことになります。

先ほどの例でお話しするなら,仮にこの人がマンション購入代金全額である3千万円を持っていたとします。

これを証拠金として取引すると3千万円の資金で3億円分の取引が可能ということになります。この場合のレバレッジは10倍。

このように先物取引はレバレッジを効かせることにより,小額で大きな利益を狙うことが出来ます。

ちょっと先物取引についてよくご存知の方なら【追証】という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。

これは先物取引の用語で追加証拠金のことで,先ほどの例で説明しますと,300万円の手付金で手に入れたマンションの価格が逆に2500万円に下落してしまった場合に発生します。

実際に入れたお金は300万円なので,500万円の下落となると200万円が不足してしまうことになります。それを追加して差し入れるのが追証です。

この追証という考え方をよく理解して,当初から余裕を持った資金で取引するのが先物取引で利益を生む秘訣とも言えます。


ちなみに,先物取引の発祥は,日本の大阪だといわれています。
江戸時代,大阪の堂島で米相場の先物取引が行われていたのが,一番古い先物取引だそうです。
日本経済も捨てたもんじゃないですね。


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